フコイダン(フコダイン)、超低分子メシマコブ、シイタケ菌糸体など、
がん代替医療の情報を発信 NPO法人 統合医療と健康を考える会「日本がん代替医療情報センター」
がん代替療法で注目されるフコイダンは、モズクやコンブ、ワカメ、メカブなどの海藻の表面を覆う「ヌルヌル」に含まれる成分です。このフコイダンにはどういった成分が含まれているのでしょうか。
フコイダンは、多くの糖が分子レベルで繋がった粘質多糖類(食物繊維)で、特にフコースを多量に含む硫酸多糖です。「L-フコース(硫酸化フコース)」を主要構成糖としガラクトース、マンノース、キシロース、硫酸基(りゅうさんき)、ウロン酸 等で構成されていますが、海藻の種類によって成分・構造や含有量が違います。
分類としては、グルクロン酸を含む U-フコイダン、硫酸化フコースだけからなる F-フコイダン、ガラクトースを含む G-フコイダンなどに分けられています。
また、フコイダンの基本構造は、フコースがα-1,3結合で重合したものがI型、α-1,3結合とα-1,4結合が混在したものがII型と基本的には分類されます(図参照)。
さまざまな種類のフコイダンがある中で、注目され基礎研究の対象とされているのは、トンガ産のモズクから抽出したフコイダンです。L-フコース(硫酸化フコース)を主構成糖とし、硫酸基の含有量が多いといった特徴があります。モズクのフコイダンはI型の構造をしています。
人間の身体を作り出すたんぱく質は、20種ものアミノ酸で構成されています。そのうち体内で合成することができず、食べ物から摂取しなければならない9種類を必須アミノ酸といいます。
フコイダンには18種のアミノ酸が含まれており、その中に9種の必須アミノ酸も全て含まれています。フコイダンを飲むことで様々な病気が改善に向うのは、これら豊富なアミノ酸の相乗効果によるものではないかと考えられています。
| リジン | 体の組織を修復し、成長を促進する働きがあります。体のエネルギーであるブドウ糖の代謝を促進し、肉体疲労を回復させて集中力や気力を高めます。また、脂肪分解酵素を活性化させ脂肪の燃焼などの効能があります。 |
|---|---|
| バリン | BCAA(分岐鎖アミノ酸)の一つ。脳疲労の軽減効果があり、精神に活力を与えたり、知的能力の向上や情緒の安定にも不可欠です。 |
| ロイシン | BCAA(分岐鎖アミノ酸)の一つ。身体のたんぱく質を増やす働きや、運動時のエネルギー源として重要な役割を果たします。肝機能を高める働きもあります。 |
| イソロイシン | BCAA(分岐鎖アミノ酸)の一つ。筋肉に多く含まれて、筋肉の消耗を防いだり、神経の働きを助けたりします。また、肝臓の機能アップや血管拡張作用効果、甲状腺ホルモンの分泌を促すなどの働きがあります。 |
| スレオニン | 小腸の働きを高め、消化吸収をよくします。成長促進や、肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝になるのを防ぐ作用があります。ビタミンB3の原料。 |
| トリプトファン | 脳内ホルモン(セロトニンやメラトニン)を増やす働きがあり、精神の安定、不眠解消に効果があります。また食欲増進や疲労回復にも効果があります。 |
| ヒスチジン | アレルギーの緩和、慢性関節リウマチの症状緩和などの効果があります。また、白血球の生成を促進して免疫力を高める働きもあります。 |
| フェニルアラニン | 脳と神経細胞の間で信号を伝達するための、神経伝達物質となります。抑うつ症状を解消し、気分を高揚させて、ストレスの改善や痛みを和らげる効能があります。また、新陳代謝を促進させ血管を保護する効果もあります。 |
| メチオニン | アレルギーの緩和、肥満の原因となる血液中のコレステロール値を下げる働きや、活性酸素を取り除く作用で肝機能を高める働きもあります。 |
フコイダンに含まれる食物繊維は、水に解ける「水溶性」。水分をたっぷり含んだ食物繊維のおかげで便が柔らかくなるだけでなく、同時に腸内で発酵して腸を刺激。便通を促します。
またコレステロールを体外に排出させたり、血糖値の急激な上昇を防止するといった働きもあります。そのためフコイダンは高脂血症、動脈硬化、糖尿病にも効果を発揮するのです。
人の体の95%は有機物(酸素、炭素、水素、窒素)で構成され、残りの5%が鉄、リン、マグネシウム…などの無機物鉱物、つまりミネラルでできています。
わずか5%とはいえ、ミネラルは生命を維持するのに欠かせない成分。不足すると人間の身体は正常に働かなくなり、様々なトラブルが発症します。
このミネラルは体内で合成されないため、食べ物を通して摂取しなければなりません。海藻から抽出されるフコイダンには海水のミネラルがたっぷり含まれております。
《ご注意》
※栄養素の栄養成分量は、製法、製品により異なります。